若手支援のための「次世代育成セミナー」開催について

2011年6月11日

文化人類学教育特別委員会

名称
「次世代育成セミナー」

趣旨
若手の参加を念頭に、発表者数を限定し、発表とコメント、討論に時間をとったセミナー形式の研究発表機会を提供し、研究および論文作成能力の向上を図る。

開催時期・開催場所
10月~11月の土曜日あるいは日曜日の午後半日、開催場所として、地区による会員数の偏りと交通費負担の軽減を考慮し、異なる2つの会場を設定する(開催地、ならびに同日開催とするか別日開催とするかは、年度ごとにセミナー実施運営委員会で検討)。

発表者数・発表時間
発表者数は、各会場6名、計12名を上限とし、持ち時間は1人あたり1時間(発表30分、コメント・討論30分)とする。

発表資格
会員で、未投稿の論文草稿(400字詰原稿用紙換算60枚/24,000字程度)を応募時に提出できる者とし、応募者が上記の発表者上限数を超える場合には、査読付きの学術誌に論文が採用された経験のない者を優先する。

発表者の選考
応募時に論文草稿の提出を求め、同草稿が論文としての一定の体裁を持つこと、応募者が発表資格を満たしていることをセミナー実施運営委員会で確認しつつ、各会場6名までを選考する。

コメンテーター
発表内容に関する討論の質を高めるため、発表者ごとに発表内容に即したコメンテーター(学会員に限定しない)を一人ずつつける。コメンテーターの人選に際しては、発表者の要望に配慮する。

セミナーへの参加
各地区研究懇談会と同様、非会員の参加も可能とする。

セミナー実施運営委員会
理事1名、および若手会員の各会場担当者それぞれ4名の計9名で構成する。

予算措置
セミナーの実施にかかわる経費は、年度ごとの予算状況に応じ、学会予算本会計もしくは別会計「波平基金」から支出するものとする。


備考:初年度(2011年度)実施案

①実施スケジュール
2011年06月12日  第1回セミナー実施運営委員会開催(日程・開催地の決定)
2011年06月末   発表者募集開始(7月後半を締め切りとし、7月後半になって定員に達しない場合は追加募集)
2011年07月末   第2回セミナー実施運営委員会開催(コメンテーターの選定、依頼、日程・開催地の確定)
2011年09月     プログラム決定、メーリングリストを通じて会員に告知
2011年10月/11月 開催
2011年12月     セミナー実施運営委員会は実施報告・会計報告を理事会に提出
②実施会場
東日本と西日本の2会場で開催する。
③予算措置
学会予算別会計「波平基金」より25万円を充当する。